9月20日~26日は動物愛護週間。いつも私たちを癒してくれるペットたちを守るには、費用について考えることも大切です。小さな命にしっかり向き合えるよう、家計管理してみませんか。家計簿アプリおカネレコを使ったペット費管理の例をご紹介します。
動物愛護週間は、広く動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めるために設定されています。
私たちの暮らしに身近な動物としては、犬や猫などのペットがいます。大切な小さな家族を守るためのお金のこと、家計簿目線から考えてみましょう。
■動物愛護を家計管理から考えてみよう
家計管理における愛護は、ペット費用をきちんと管理・確保すること、これにつきると思います。
人気の犬と猫で見てみましょう。
ペット保険を扱うアニコム損害保険株式会社2021年度の調べで、ペットにかかる年間費用の平均は、犬が345,572円、猫が169,247円という結果が出ています。 思ったより多いな、という印象を受けた方も多いのではないでしょうか。
近年、ペットのあり方は大きく変わったように思います。室内飼育が普通になり、より家族に近い位置づけで暮らす動物が増えました。
おうちで一緒に生活すれば、外の危険からも守ってあげられますし、コミュニケーションも増えます。楽しい時間を一緒に過ごすことで、病気やケガなどの体の不調にも気がつきやすくなります。
飼育環境の向上、動物医療の発展から、ペットの寿命も延びています。その分、生涯にかかる費用も増加するということになります。体の大きさや病気をするかどうかなどで差は出るでしょうが、生き物と暮らすためにお金の問題は避けて通れません。
■家計簿アプリおカネレコを使ったペット費管理
私は、おカネレコの自由にカテゴリーを設定できる機能を使って、ペットの名前のカテゴリーでかかる費用を管理しています。これなら、年間どれだけ使っているのかチェックするのも簡単です。
ちなみに2021年度は以下のとおり。
355,353円で、アニコムさんの調査の平均値をやや上回る結果でした。
うちの子は小型犬で、体の大きな子に比べてフード代などはあまりかかりません。が、去年は心臓に雑音があるのがわかり、検査や投薬などの医療費がかさみました。
出費を入力するとき、簡単なメモもつけています。ふり返ったときに何に使ったお金かわかるので便利です。
病院代以外の日常の費用はどのぐらいかも、リストでチェックできます。また、ラベル機能を使って出費を分ければ、見たい出費を抽出するのがより楽になります。
カテゴリーと同じく、ラベルも自由にカスタマイズできます。私は以下のようにざっくりと分類してみました。
- トリミング代(ウェーブのある長毛でトリミングはマスト。飼い主の美容院代より高い!)
- フード代(フード、おやつ、サプリメントなど)
- 動物病院(治療費だけでなく、ワクチンやフィラリア予防薬なども含む)
- 消耗品(ペットシート、歯磨きグッズなど)
- 備品(ペット用ベッドやレインコートなどの買い替えなど)
ラベルをつけて絞り込みをすれば、項目ごとにいくらかかっているかふり返るのも簡単です。
年に何回病院に行ったかや、トリミングの間隔はどうだったかなどもふり返れるので、ペット記録としても優秀です。
■続くコロナ禍、深刻な物価上昇と動物愛護
私はWワークをしていて、もうひとつの仕事はコロナの影響を大きく受けるものです。コロナ禍の最初は収入が極端に下がりましたし、今も感染状況により変化が激しいです。
最初のころは焦りや不安もありました。でも、ここ数年おカネレコで支出を管理する癖がついていたので、毎月最低限だいたいいくら必要か、すぐ把握することができました。
貯金通帳とにらめっこして、最悪な状況が続いたとしてもどのくらいの期間なら大丈夫かを早めに検討。これは大きな安心材料でした。ペット費の割り出しも、金銭管理におおいに役立ちました。
イギリスではコロナの影響で、飼い主によるペットの遺棄が大幅に増えているそうです。ステイホームで起こったペットブームのあと、捨てられる子がいた結果です。さらに、ここのところの急激な物価上昇が追い打ちをかけ、今年1~7月の遺棄の数は前年度比で24%の増加だとか。生活に困った飼い主からの遺棄が増えているとのことです。
イギリスはかなりのペット先進国です。犬や猫を迎える場合、保護施設で里親になるか、良質なブリーダーから適切な方法で譲り受けるのが原則。飼い主になる基準も、日本より厳しく設定されています。それでも、生活難から手放す人がいるという現実。
日本での状況も気になりますよね。思いがけないことがあるのが人生、どうしてもの事情もあるかもしれません。ただ、縁あって迎えた小さな命を守るための努力は、なにかあってからではなく事前にしておきたいものです。
■ペットは家族 守るために家計簿を活用
コロナの影響で、家での癒しの時間を求める人たちが増え、ペットの需要は大きく伸びています。販売価格は異常なほど高騰していると聞きます。
ただし、ペットは購入して終わり、ではありません。その子の生涯は飼い主のあなたに託されます。高値で売られる子たちの裏に、捨てられる悲しい子たちがたくさんいる、なんて現実は変えていきたいですよね。
わが家の子は元保護犬で、愛護団体さんがせいいっぱいの努力をしてつないでくれたご縁です。これからも、金銭面でもしっかり守っていく努力をしていこうと思っております。
ペットとの暮らしは本当に楽しいものです。彼らが与えてくれる無償の愛情にこたえられるよう、できる備えをしておくことはとても大切。
ぜひ、愛する家族を守るための家計管理に、家計簿アプリおカネレコを役立てていただければと思います。
久々のデスクワークに奮闘中。もともとは現場仕事中心で、今も兼業している。これまでの業界が違っても、経験を応用して働いていく…というスマートアシスタンツの新しい取り組みを体現。
在宅勤務で愛犬との時間が増えて嬉しい♪モフモフに癒される日々。
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