中学生を筆頭に3人の子を持つ母として、こどもの夢の見守り方で迷うこともあります。特に週5で練習に励むサッカー男子の長男は、こどもながら悩むこともあるようで。そんななか、ある先生がくれた言葉にハッとしました。こどもの夢と、働き始めた自分の未来が重なる思いも。
一番上のこどもが中学生になり、「こどもの可能性は無限大~♬」とばかりは言っていられなくなってきました。
中学生ともなると、定期テストなどではっきりと点数が出て、自分の実力を突きつけられるようになります。小学生までは「お医者さんになる!」と言われても、「あらあら、すごい。がんばってね」などと言えますが、中学生ともなると「こんな点数では難しいよ。なりたいならもっと勉強しないと!」なんて、一気に現実的になってしまいます。
こどものやりたいこと、現状、プロセスなどを、具体的に考えていく時期に差し掛かってきたと感じています。
■年頃らしくファッションに興味を持つ娘と電車好きな次男
わが家のこどもたちは三者三様。
●長女(中2)
最近服や化粧品に興味が出てきた娘。ファッション雑誌を買ったり、YouTubeやTikTokで情報を仕入れたりして、100均のコスメを買い回っています。一時期は「スタイリストになりたい!」と言っておりました。
でも、スタイリストがどんな職業か調べてみて、ファッション業界には厳しいイメージを持ったよう。給料が安く、一人前になるまでが大変…などなど。
娘は「そんなの関係ない!夢に向かって頑張る!」というようなアグレッシブなタイプではなく、堅実な長女気質。
今は、「丸の内のOLになって、きれいな格好で会社に行きたい。お給料で好きなものをたくさん買って、自分のためにお金をかけたい」と、かなり現実的な夢になってきました。
●次男(小4)
電車大好き、撮り鉄の息子なので、少し前まで「電車の運転手になりたい!」と言っていました。
それが少し経つと、「電車のラッピングのデザインをしたい」という夢に変化。
その後、プログラミングにも興味が出てきたそう。今は「どこにいても仕事ができるようなプログラマーになって、電車に乗りながら仕事をしたい」という夢に。
かなり優雅なお仕事。
そして、時代の流れを感じます。
実際に今、そんな働き方をしている人がいるのかはわかりませんが、今までの常識では考えられないような働き方が選べるようになっていくのかな、と感じました。
私がこどものころと比べて、今は働き方や職種が多様になり、情報もたくさんあふれるようにあります。多くの選択肢から、自分で選び取っていく力が必要だと感じています。
長女と次男の夢はまだまだ漠然としているので、これから具体的になっていけば良いと思っています。
■サッカーに励む長男 親の気構えを指し示してくれた先生の言葉
問題は小6の長男。
スポーツの世界は、低年齢での決断が必要になってきます。
長男は幼稚園のころからずっと、「将来の夢はサッカー選手!!」と言っている典型的なサッカー男子です。
サッカーチームに入っていて、多いときは週5でサッカー。
友達と遊びに行ってもサッカー。
テレビゲームでもサッカー。
一番喜ぶレジャーはサッカー観戦。
そんなサッカー漬けの息子が最近、「サッカー選手は無理かも…」と言い出しました。
チームメイトに上手な子がいたり、強豪チームと対戦する機会もあって、上には上がいることを知ったようです。
まだ小学生なので、「今あきらめるのは早い。うまくなりたかったら練習すればいいんだよ」と話してきました。
でもうまい子のほとんどは、空いた時間はすぐ自主的に外に出て、ボールを蹴って技術を磨いているようです。そのようなことを見聞きした息子は、「僕はそこまで努力できない」と感じてしまったそうです。「ほかにもやってみたい仕事もあるし…」とも言うようになりました。
親からすると、「逃げてるだけなんじゃないか」「ここまでやってきたのにもったいない!」「後でこの選択を後悔したらどうしよう…」といろんな思いがわいてくる。夢は必ずかなう!というような無責任なことは言えないけれど、夢をかなえた人はあきらめなかった人だとも思うからよけいにモヤモヤ。
そんなモヤモヤを抱えているとき、息子のことを相談したある先生に、こう諭されました。
「お母さん、後悔したことありますよね?後悔のない人生なんてないんですよ。こどもの人生はこどものもの。こどもが自分で考えるサポートはしつつ、本人がどんな選択をしても『よく決断したね!』と、心から肯定してあげられたらいいんですよ」
親として「後悔してほしくない!」という思いが強すぎて、いつの間にか視野が狭くなっていたんだと気づきました。
後悔のない人生なんて人生じゃない!くらいに言い切れる、懐の深さが欲しいと思う今日このごろです。
■脱!専業主婦の自分が今思い描く夢
こどもの将来を思いながら、ふと考える。
私はこれからどうなりたいのか?
大人になった今でもまだ迷いながら生きているのに、小中学生にこの先どうなりたいかしっかり考えなさい、といってもよくわからないというのも本音だと思います。
脱!専業主婦から1年。
仕事にも慣れてきて、少しずつ自分にできることや向いていないと感じることが見えてきました。
スマートアシスタンツとして、最初は事務の補助として働き始めました。
今まで縁がなかったスプレッドシート、ショートカットキー、請求書や契約書。
ていねいに教えてもらい、自分でもできることがどんどん増えていくのは、すごく嬉しい。
仕事を学んでいくなかで、言われたことにすぐに取り掛かれる機動力が自分にあることを発見できました。
しかし…
細かい確認作業でときどき見落としをすることがあり、周りにご迷惑をおかけすることも。
うすうすわかってはいましたが、緻密な作業が苦手な部分だ、と再認識しました。
事務作業のほかにも、このブログのように文章を書かせてもらったり、画像を作成したりすることも増えました。なにかを作ること、表現することはもともと好きではあったのですが、仕事として作ったものをほめられることで、自信を持つことができました。
そして、好きなこと、できることをもっと使える技術にしたいと思い始めています。
この1年で、自分のできることも苦手なことも知り、やってみたいことにも気づくことができました。
人生100年時代。老後のことを考えると、働ける年まで働きたい。
そうすると手に職があった方がいいんじゃないかとも思えて、なにか新しいことにチャレンジしてみたいとも考え始めました。
でも…
今からできるかな。
失敗したらどうしよう。
ネガティブな気持ちもあるけれど、これからのことについて考えるとわくわくしてきます。
新しいことを覚えたり、自分ができなかったことができるようになるのが嬉しい。
大人でも、まだまだこれから!
こどもたちのように、可能性は無限大!!というわけではないけれど…ひとつずつ、今自分ができること、やりたいと思うこと、楽しいと思えることを増やしていきたいと思います。
大人も子どもも同じで、自分の中のやりたい!楽しい!もっとこうなりたい!の階段を一歩ずつ上ったその先に、夢がかなった自分がいるのかもしれないですね。
脱専業主婦したばかりの三児のママ。「できる人が、できる時に、できる事を」というモットーのもと、周囲の人も巻き込んでPTAでも活躍。その経験談がおカネレコ社長の心を動かし、スマートアシスタンツに採用される。
落ち着きと、柔軟性が魅力。趣味は読書(漫画も大好き!)とDIY。
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