都心部から郊外へ住み替えただけで、家計費がぐっと節約に!住み替えを考えている方、必見!働けど貯金が増えなかったのが、着実にお金を貯められる家計に変わった秘訣とは。家計簿アプリおカネレコスタッフのローズの実体験から、住む場所とお金の関係を語ります。
わたくしローズの家づくり体験を、ブログに綴っております。
前回までのブログでは、なぜ住み慣れた都市部のマンションを手放し、郊外で戸建ての家を建てたのか、郊外での土地の探し方について書きました。
<前回までのブログ>
条件のいいお気に入りのマンションを手放したわけ
2年たっても土地がみつからない!やっと見つけた土地も…
土地探しの三種の神器-情報・思い・プロの助言
今回は番外編として、住み替えと家計の関係について私の実体験をもとに書かせていただきます。
そう、住む場所で、家計費がまるで違ってくるのです。
残念ながら住み替え前にスマホの機種変更をした関係で、当時の詳細な家計費データは残っておりません。が、ひとつだけ鮮明に記憶しているのは、とにかく当時は…
お金が貯まらない!!
はたしてなんでお金が貯まらなかったのか、そして住み替え後はどう暮らしが変わったのか、引っ越した今ならわかります。細かく分析してみましたので、参考になさってください。
■なんで?貯金できない住み替え前の暮らし ここが問題だった
夫は堅実な会社の中堅社員、私も当時はフルタイムで仕事していました。世間一般的に見ると、わが家の収入は、やや余裕があるはずでした。
しかし、お金が貯まらないのです。
最初のうちこそ「こんなに頑張ってお仕事もして、育児も家事もこなしているのに…なんで貯金できないんだろう?!」と焦っておりました。でも、だんだん解決しない問題を直視するのがつらくなり、思考停止して考えなくなった自分がいました。(最悪のパターンですね…。)
何年もたった今なら、なぜ貯金できなかったのか、かんたんにわかります。
〈貯金できない!理由その1〉グリーン車、特急で通勤
朝は、やっとの思いでこどもを連れて家を出て、保育園に預けたら小走りで駅まで向かう日々。駅にたどり着いたころにはヘトヘト。つい、確実に座れるグリーン車に乗って出勤したりしてました。
帰りは帰りで、仕事がなかなか片付かず、気づくと保育園のお迎え時間が迫ってきています。やむを得ず追加料金がかかる特急で帰宅、という日がほとんど。
もちろん、グリーン車料金や特急料金は自己負担。これはかなりの出費でした。
「体が楽になるなら、そのためのお金は使ってよし」と夫婦で決めていたので、当時はまったく反省しておりませんでした。
〈貯金できない!理由その2〉「疲れたから外食」の頻度が半端なかった
日々、残務処理を急ピッチで終わらせ、特急に飛び乗って、最寄り駅に着くなり文字通りダッシュで保育園に向かいました。保育園の閉園時間は午後7時、1分でも遅れると大問題になるからです。なんとか時間内に到着するころには、身も心も疲れております。
やっとお迎えできたわが子は、「ママ、おなかが空いたよー」と空腹をアピールしてきます。私は私で、もはや食事を作る気力もなく。
「今日は外で食べようか」と、ついつい外食を利用することもしばしば。そのうちこどものお気に入りの手打ちそば屋さんができ、気づいたら週の半分はその店で夕食を取るようになっていました(苦笑)。
〈貯金できない!理由その3〉クレジットカード払いが多く、出費が全然把握できてなかった
忙し過ぎてATMに寄る時間すら満足に取れず、もっぱらクレジットカードを愛用していました。
しかし、使ったときすぐにおカネレコに入力しないことも多く、結果かなりの入力忘れが発生。請求金額がいくらになるか、把握できないまま過ごすことに。
クレジットカードの請求書が届くと、いつも青ざめていました。
〈貯金できない!理由その4〉ストレスからの無駄なショッピングが多かった
夜寝る前によく、オンラインショッピングを利用していました。TV通販番組は、深夜1時台がゴールデンタイムと言われる理由がよくわかりました。忙しい一日が終わり、やっと一息つける夜は、ついつい財布のひもがゆるむのです。
ストレスからのショッピングなので、吟味しての買物ではありません。買ったはいいものの使わなくなったものや、結局捨てられてしまったものも多数。お金の無駄づかいだし、まったくエコでないのはいうまでもありません。
〈貯金できない!理由その5〉週末のカフェご飯が多かった
うちの子はパンが大好き。週末になると、駅ビルにあるパン屋を兼ねたカフェに行きたがっていました。
家族で食べると、それなりの出費になります。でも、パンが美味しいし、かかっている音楽や雰囲気も良く、こどもの願いを叶えつつ親もリラックスできるのは確か。
いつしかカフェに行くのは「趣味」になり、お金がかかるなと思いながらも、毎週のように足を運んでいました。
■住み替えでわかった 環境が変われば家計費も変わる
ハードに仕事をし、家事に育児に頑張ってはいたものの、お金が貯まらないことに悩まされていた私。
「仕事していて疲れる」
↓
「疲れたから、一番大事な育児に集中するためにも家事はあと回し」
↓
「お金を払って楽をすることが増える」
↓
「毎月それなりの出費増になり、お金が貯まらない」
↓
「何のために仕事しているのか…とむなしくなる」
…のスパイラルでした。
今思うと、働くことがいけないのではなく、仕事と私生活のバランスの取り方が上手ではなかったのです。得意な仕事、あるいはやりがいをもって取り組める仕事がすべて、自分の生活に都合が良い仕事とは限らないともいえるかもしれません。
私はこどもが小学生になるのを機に、個人事業主になることを選択しました。
収入はだいぶ減りましたが、育児、家事にかけられる時間が格段に増えました。また、自分と家族の未来を考える余裕も生まれました。
そのなかで「住み替えたい」という思いが自然と芽生えたのです。もしフルタイムの会社員として仕事を続けていたら、おそらく今の住まいには住み替えていないでしょう。
さて、住み替え後の家計は、はたして変わったのか?!ずばり…
お金が貯まるようになりました!
これ、あまり声高に自慢げに言うことではありませんね(汗)。
でも、これはほんとうのことです。収入が減ったのになぜって?
それは、収入が減った分以上に、出費も減ったからです。
そして、出費を正確に把握できる仕組みがあるからこそ、この変化を実感できるのです。
〈出費が減った!理由その1〉郊外に住み替えたら、化粧品代、洋服代は最小限で済むように
コロナ禍以降、家にこもって仕事する日が増えました。それでも日常の買物や、朝夕の犬の散歩、あるいは家族そろっての外出はそれなりにあります。
都市部に住んでいたころは、やはり人からどう見られているか、少しは気になりました。高価なものは買わないものの、スキンケア用品やら、季節の服やら、ちょくちょくネットショッピングしていました。
しかし郊外に住むようになってから、それほど人の目を気にしなくなりました。人口密集地ではないので、そもそも、あまり人に会いません(笑)。
私は、もともと化粧が下手で面倒くさがり屋なので、ほとんど化粧しなくなりました。
スキンケアもぐっと数を減らし、某庶民ブランドのローションのみに。昼間は同じブランドの日焼け止めミルクをプラスするだけという、きわめてシンプルなスタイルになりました。
これに慣れたら、本当に楽!もちろん、お財布にもやさしいです。
ローションだけでいいの?冬場は乾燥しない?とびっくりされる方もいるでしょう。
はい、私はもともと乾燥肌で、冬に限らず年中、保湿に情熱を注いでいました。ですが今の家は乾燥しづらく、肌の保湿を助けてくれる家になっているようで、高額のスキンケア用品を買わなくてもよくなりました。
これはまた、別の機会でご紹介することにします。
〈出費が減った!理由その2〉郊外に住み替えたら、外食をしなくなった
今のわが家の周辺は、ハンバーガーチェーンやファミリーレストランはあっても、洒落たレストランはありません。
一方、ファミリー層が多く住む地域なため、スーパーが優秀です。地元農家さんの朝採れ野菜がスーパーや直売所にたくさん並び、新鮮なうえにお手頃価格です。作り手さんの名前が書かれているお野菜は、やはり安心感が違います。
「今日は〇〇さんのほうれん草を買ったよ」という言葉が、私とこどもの会話によく登場します。
外食しない代わりに、家で食べる食材費はケチっていません。肉も魚も、新鮮で良いものを購入しています。
こどもはお寿司が好きなので、ときどき私が家で握っています。お寿司の見た目はいまいちですが、家族の好みに応じた握りたての味は、高級寿司屋に負けてない気がします。食材がよければ、どう調理しても美味しくできるのは不思議です。
もちろん、週末のカフェ巡りもしていません。カフェがありませんから(笑)。これは家計的には本当に助かりました。
〈出費が減った!理由その3〉郊外に住み替えたら、ストレスからの買い物が減った
私は花が好きで、以前は仕事帰りに駅ビルの花屋でよく購入して、家に飾っていました。花は見ていて美しく、香りも良いので、おおいに癒されたものです。おかげで、疲れもストレスもだいぶ軽減しました。でも、花代はそれなりにかかっていました。
今のわが家のまわりには、花屋がありません。なので、庭に植わっている季節の花や葉っぱを気分でときどき摘んで飾り、その素朴な姿を楽しんでいます。
ストレスからのネットショッピングも、だいぶ減りました。
今のストレス解消法は、コーヒーを水筒に入れて、少し歩いて大きな公園に行くこと。(近所の公園はちょっと気恥ずかしいので…。)そしてコーヒーを飲みながら、何も考えずに時間を過ごします。
不思議と気持ちがリセットされ、頭もクリアになります。そしてお金は、かかりません(笑)。
〈出費が減った!理由その4〉郊外に住み替えたら、エコをより意識 エコは、お財布にもやさしい!
郊外は緑がふんだんにあるためか、おのずと環境への負荷を意識するようになりました。なるべく自然のものを使い、なるべくごみを出さないように…無意識のうちに気をつけるようになり、いろいろと情報収集しては実践しています。
例えば洗剤。今は自然由来の洗剤を原液で購入して、水で希釈して使っています。
洗濯、食器洗い、ハンドソープ、浴室掃除、トイレ掃除、すべて同じ洗剤を利用しています。ネットで見たほかの方の使い方を参考に、洗顔料やボディソープ、シャンプーとしても使っています。
大容量を購入したので、洗剤が切れる心配から解放されたのもストレス軽減です。スーパーやホームセンターの洗剤コーナーに行く必要がなく、無駄な買い物をすることもありません。容器のゴミが出ないのも、ほんとうに気持ちの良いことです。
自然由来の洗剤だから、食器を洗うときも神経質にすすぎ過ぎなくていいし、衣類の洗濯も化学物質の匂いがしないから安心です。
そして、こんなに楽ちんなのに、お財布にもやさしいのです!
家じゅうの洗剤として活用しているのに、月々は2000円足らずです。
まだ使い始めたばかりですが、もう少し使い方を極めたら、レポートさせていただきますね!
ということで、「郊外への住み替えは、お財布にも良し!赤字家計を脱却して、黒字家計を実現!」という私の体験をご紹介しました。
ほかにも、個人事業主として自宅で仕事するようになり、グリーン車や特急料金がいらなくなった出費減もありますが、住み替えと直接、関係がないので割愛します。
「田舎暮らしはお金がかからないの、当然じゃない?」とおっしゃる方がいたら、はい、その通りです(笑)。
しかし「郊外での暮らしは、生活にもお財布にもやさしいよ」ということは、私の実感として強くお伝えしたいのです。
■あとがき
なんて、格好つけた書き方でごめんなさい(笑)。
このブログを書きながら思ったことを、少し書きます。
それは、「家計簿が大事」ということです。
個人事業主となり、収入は減ったにもかかわらず、貯金は増えた私。
収入が減った分以上に、出費も減ったからというのが、その理由と先に申し上げました。そして出費を正確に把握できる仕組みあってこそ、変化を実感できた、ともお伝えしました。
その大事な仕組みこそ、家計簿なのです。
以前は忙しいことを言い訳に、家計簿はつけたりつけなかったりでした。つけ忘れがあると、当然実際の家計と一致しません。「黒字のはずなのに、今月も予算オーバーなの?」と、毎月のように嘆いておりました。
それでも、たまにちゃんとつけられた月には、家計簿の数字と実際の出費が合ってくるので、大きな安心感がありました。
郊外に引っ越してからは、少し時間の余裕ができたのもあり、なるべく出費をすべて家計簿に記載するようにしています。
私はお財布にいっぱいレシートが貯まって、小銭を探しにくくなったタイミングで、必要に駆られて家計簿をつけるスタイルです。(良い子はマネしないでください。笑)
以前はコンビニなどでは「レシートはいらないです」がお決まりのセリフでしたが、今はどこで買物してもレシートは必ずもらうようにしています。
それから、以前はクレジットカードを主に使っていましたが、今は逆に現金派になっています。
前月の末日に、翌月の予算分の現金をATMから引き出して財布に入れ、一週間分ずつの予算に分けます。それを一週間ごとに、ふだん使いの小さい財布に移して使っています。
ちゃんと家計簿をつけていると、つけた金額と財布の残金とを足し算すれば、みごとに一週間の予算に合致して、面白いような気持ちになります。これは、なんともいえない満足感と安心を与えてくれます。
スケールが小さいと笑われるかもしれませんが、主婦は日々一生懸命なのです。
「神は細部に宿る」といいますが、失礼ながら主婦的に解釈させていただきますと、「ハピネス(幸せ)も細部に宿る」と感じております。
みなさん、ぜひ家計簿をつけましょう。
そして家計簿を始めるなら、無料で使える家計簿アプリおカネレコをぜひおすすめしたいです。スタッフとしてではなく、長年のユーザーとして、自信を持っておすすめします。
特に、これまで家計簿がなかなか続かなかった方こそ、おカネレコです。
おカネレコは
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のシンプル操作。
ぜひ、操作がかんたんな家計簿アプリおカネレコを活用して、家計簿ライフを始めてみてください。
新聞などでも連日報道されていますが、今年2023年は、昨年に続き、あるいは昨年以上に世界情勢などの影響を受けそうです。日本国内でも、物価や金利などの経済情勢、また社会情勢が不安定なものと思われます。
平和と安定が早く戻ってほしいと願うとともに、日々の暮らし方、そしてお金の使い方についてもよく考え、リスクに備えたいものですね。
次回は家づくりの軌跡に戻って、理想の家をつくるのに大切な住宅メーカーをどう選んだか、についてお話したいと思います。
最近ワンちゃんも迎えて、ローズ家はますますにぎやかに。
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