家計の不安これで解消!ずっと食べていける2つめの力「ためる」で貯蓄成功へ

将来の不安をゼロに。家計管理で「ずっと食べていける」と思える状態を作るには、3つの力が大事。2つめの力「ためる」を手にすれば、貯蓄倍増も夢ではありません。効率よく「ためる」のに必要なステップを、家計簿アプリおカネレコ社長がじっくり解説いたします。

家計簿アプリおカネレコを運営するスマートアイデア代表、ファイナンシャルプランナーの江尻です。最近は、XGの動画にハマっています。歌唱力、ダンス、ラップそれぞれ凄すぎですね。ものすごい練習を経てのスキルだと思うので、感動してしまいます。

さてこのブログでは、家計の不安を解消するには、「ずっと食べていける」と思えることが必要。それは、3つの力で実現できることを、順をおってご説明しております。→「ずっと食べていける」3つの力

前回は1つめの「つける力」についてお話しました。→前回はこちら

「ずっと食べていける」3つの力
つける
ためる
ふやす

今回は、2つめの「ためる力」を身につける方法について書いてみたいと思います。

3つの力 2つめの「ためる力」の大切さ

2つめの「ためる力」は、貯蓄ができない状態から貯められる状態にすることを言います。

最近は学校でも、少しずつお金との付き合いかたが教えられるようになってきています。
中学の家庭科では、「収入-支出=貯蓄」と教えられています。そう、当たり前のことですよね。収入から支出を引いて、残った部分を貯蓄する。
中学生でも簡単に理解できる内容です。

だけど、貯まらないと悩んでいる人がほとんどです。
なぜなのでしょうか?それは、「ためる力」が身についていないからなのです。

「ためる力」というのは、収入・支出をコントロールすること

前回、「つける」ことで家計を見える化する重要性をお伝えしました。「ためる」ができるようになるには、まず「つける」ができないといけません。3つの力は順番に身につけることが大切です。

「つける」ことで現状が見えるようになり、それを踏まえて初めて「ためる」に進むことができます。

大切な「ためる」力を3つのステップで身につける

「ためる力」は、3つのステップで実現できます。

「ためる」を実現する3つのステップ
ステップ1)支出を分類する
ステップ2)収入・支出を改善して、貯蓄をプラスにする
ステップ3)毎月、先取り貯金をする


ステップ1)支出を分類する

まずは、支出を分類すること。

ここで重要なのは、自分にとって「この費用が無駄なんじゃないか」と仮説をたてることです。

家計簿アプリおカネレコでは、自由にカテゴリーを設定できるようになっています。

例えば…
・固定費・変動費にわける、または必要・無駄にわける
・家族ごとにわける

あまり細かく分けようとすると大変になって長続きしませんので、自分ができると思う範囲で行いましょう。

家計簿は完璧でなくてもかまいません。自分に必要な支出なのか、不必要な支出なのかをざっくりでも分けられるようにするのを目指しましょう。

ステップ2)収入・支出を改善して、貯蓄をプラスにする

ステップ1で支出を「これは無駄かも」という仮説にもとづいて分類していくと、「この費用が削れるな」ということに気がついてきます。

重要なのは、「収入-支出」をプラスにすることです。

改善方法は二通り。「収入を増やす」か「支出を減らす」か。

収入を急に増やすのは難しいことなので、まずは支出を減らすことを考えましょう。一番てっとり早いのは、固定費を削減することです。

特に携帯電話代(スマートフォン代)は、すぐに改善しやすい固定支出です。
3大キャリアに入っている方のほとんどは削減する余地があります。プランの見直しを長くしていない人は、より自分にあった得するプランを調べてみましょう。格安SIMなどに乗り換えると、さらに大幅な削減が可能です。
家族で合わせるとかなりの金額になるため、月1万円ほども削減できる方も多くいらっしゃいます。それだと年間12万円の節約ですよね。

そのほかにも、最近増えているサブスクリプションサービスは、削りやすい固定支出です。なんとなく入ったけれどもあまり使っていないものなどを洗い出し、本当に必要なサブスクだけにしぼるようにしましょう。

さらに長期的に考える場合は、「収入を増やす」ことが一番効果的です。(この部分はまた別の機会に触れたいと思います。)

ステップ3)先取り貯金を毎月行う

ステップ1と2ができるようになると、毎月いくらぐらい貯蓄できるかが見えてきます。その状態になったら、しめたものです。収入があればすぐに、貯蓄に回せる金額を先取り貯蓄にしてしまうのです。

使う前に貯めてしまうことで、絶対に貯金ができるのが先取り貯金のよいところ。
ただし、無理のない金額に設定しましょう。ギリギリで設定すると、結局生活費が足りないようなことになって、貯金を取り崩さなければいけなくなってしまうため、意味がありません。最初は少額から始めていくのが良いでしょう。

先取り貯金をして残ったお金で生活をしていくためには、さらに細かくコントロールする必要がでてきます。支出ごとの予算を設定してみましょう。確実に「ためる」ことができるようになってきます。

おカネレコでは、全体予算とカテゴリー予算を管理することができるようになっています。それらの便利機能を使って、無理のない先取り貯金で確実に貯めていくことを目指しましょう。おカネレコの便利機能についても、先々くわしくご紹介していきたいと思っています。

理想の家計では、貯蓄率(収入の中で貯金に回す率)が20%〜30%がよいとされています。(※この割り合いは全体の収入額によっても変わるので、あくまでも目安です)。

まとめ

今回は、「ずっと食べていける」と思えるようになる3つの力、2つめの「ためる力」についてご説明いたしました。

ポイント

  • 「ためる力」は収入、支出をコントロールすること。支出を分類するのが第一歩。
  • 「ためる力」で改善し、「収入ー支出」をプラスにする。貯蓄に回せるようになる。
  • 「ためる力」で先取り貯金。貯蓄率20%〜30%を目指せると理想的。

次回は、3つめの「ふやす力」についてお話したいと思います。

それでは、ハッピーマネーライフ!

江尻尚平
スマートアイデア代表
ファイナンシャルプランナー/AFP。上智大学理工学部卒業、大手外資系携帯電話メーカーにてサービス企画などに従事。慶應義塾大学大学院経営管理研究科にてMBAを取得。2012年にスマートアイデア株式会社を創業。480万ダウンロードを達成した家計簿アプリ「おカネレコ」および家族向け家計簿「おカネレコプラス」、FPオンライン相談サービス「マネシル」などFintech分野に注力した事業を展開している。ファイナンシャルプランナーとして、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」などに出演、家計に関わるコメント行う。著書に『お金が貯まる!世帯年収500万円から始める共働き夫婦の超効率家計簿』(徳間書店)がある。

ただし、抜けているところが多く、残念な社長でもある。自分自身が細かいことは苦手なので、ズボラでも残念な人でもハッピーマネーライフが実現できるサービスを目指して、日々がんばっている。
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